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肝臓がんとは

肝臓がんってどんな病気?

肝臓

肝臓がんは、文字通り肝臓に発生する悪性の腫瘍のことです。
肝臓に発生するがんには、肝臓から発生した「原発性肝がん」と、ほかの臓器に発生したがんが肝臓に転移する「転移性肝がん」があります。さらに、原発性肝がんは、大きく分けて「肝細胞がん」と「肝内胆管がん」がありますが、その約90%が肝細胞がんだといわれています(本サイトでは、肝細胞がんを中心に説明します)。

肝がんの特徴

肝臓がんと一口にいっても、その性質はそれぞれ異なります。性質を知ることで、治療を円滑にすすめることが可能になります。ここでは性質を大きく3つに分けてご紹介します。

種類 特徴・性質
多段階がん 段階をへるがんです。
がんの病変が1~1.5cmでがんができる前段階の「前がん病変」、大きさが1.5cm~2.5cmのおとなしいがん「高文化がん」、大きさが2.5cm~3cmの少し増殖が盛んになる「中分化がん」、3cm以上で分裂しやすく浸潤したり転移したりする「低分化がん」などがあります。
多中心性発がん 肝臓にいくつもがんができ、その中心が1つではなくがんの数だけ中心がある状態です。
血管に入るがん 血管に入る性質の悪いがんです。転移しやすくなります。

肝炎とのかかわり


日本人の肝臓がんのほとんどは、ウイルス性肝炎から肝硬変を経て発症します。ウイルス肝炎のなかでも、肝臓がんの原因となるのは、B型とC型です。とくにC型肝炎から起こる肝臓がんが多く、全体のなかの80%を占めるといわれています。C型肝炎ウイルスを排除しないと癌が別の場所に発生することがあり、再発を繰り返すことが多いようです。

通常C型肝炎から肝硬変を経て肝がんが発症しますが、最近では肝硬変に至る前の慢性肝炎の段階から肝がんになる人もでてきています。

なお、B型によるものが10%程度、それ以外の原因による肝臓がんは2~3%程度のようです。

肝臓がんは増加傾向にある

肝臓がんによる死亡者数は年々増加傾向にあります。これには、肝炎から肝硬変へ進行し、肝臓がんを発症した患者が増加しているのが影響しています。

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